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Interview

大槻 昌弘Masahiro Otsuki

グローバル情報システム部
グローバルデジタルプラットフォーム本部
ITインフラストラクチャー&
デジタルワークプレース部

2016年新卒入社

※所属はインタビュー当時の内容です。

IT業界志望で、日産を選んだのはなぜですか?

IT×自動車の領域で一番進んでいると感じたから

大学ではスポーツ科学を専攻していたのですが、分析ツールなどのITに触れ、その将来性に惹かれてITを軸にした就職活動を行いました。大手のインターネット企業から内定をいただいたのですが、ITがあらゆる業界に普及していく将来を考えた上で、最終的にはシンプルに自分が好きな自動車に関わりながらITに携わりたいと考えました。
その中でも日産を選んだのは、IT×自動車という領域で、もっとも進んでいると感じたからです。製造業全般の傾向として、新しい取り組みに対しては石橋を入念に叩いて渡る印象があったものの、日産についてはコネクテッドカーの取り組みなど、ニュースで見る情報からも他社とはレベルが違うと感じていました。

入社後はどのようにキャリアを積んできましたか?

良い意味で「新人扱い」されなかった

新卒で入社してIT研修を受けた後、1年目の後半から実務としてMicrosoft365の導入プロジェクトに参画しました。経験のほとんどない新人でありながら小さいブロックの業務から任せてもらい、できると分かるとすぐに、どんどん仕事を任せてくれました。良い意味で新人だからと甘やかすことなく、一人のメンバーとして扱ってもらえたことが嬉しかったです。
その後のプロジェクトでは、インフラ領域のメンバーが私だけという状況でデバイス管理ツールのMicrosoft Intuneの構築を任されることになりました。責任の重さを感じながらも、結果としてデバイスマネジメントという自分の専門領域を持てるきっかけにもなりました。

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現在の仕事・ミッションを教えてください

新たな働き方に対応した環境移行

在宅勤務が普及した今、ネットワークとセキュリティのあり方も変わっています。新しい働き方に対応するべく、私は自らの専門領域であるデバイスマネジメント関連を中心としたモバイルデバイスや次世代PCの利活用に向けた環境の移行に携わっています。
現在はオンプレミスからクラウドのMicrosoft Intuneへの移行に取り組んでいるのですが、土台そのものを新しいものに変えるため、従来のポリシーの流用ができなかったり、設定値を新たに検討する必要があったりと、困難な点は多々あります。また、日産ならではの難しさとして、部署やグループ会社、アジアの協力会社など、影響範囲が多岐にわたるという点も挙げられます。部署や会社ごとに独自ルールもあるため、全体のガバナンスを考慮した設定が必要です。

仕事のやりがいを教えてください

成果が目に見えて感じられること

自分の仕事の価値が明確に見えるところにやりがいを感じます。例えば、以前から個人所有のスマートフォンやタブレットでも仕事ができたらどんなに便利だろう、と考える人は多かったと思いますが、Microsoft Intuneによってそれも可能になりました。以前、私の同期が個人の端末で仕事をしていて、「すごく便利になった」と直接喜びの声を聞かせてくれたことも嬉しかったですね。
一般的にインフラ領域は仕事の成果が見えにくい傾向がありますが、私の今の業務は手応えを実感しやすく、モチベーションも保てています。新人時代から私を見てくれていた上司が現在の部長なので、どんな時に私の目が輝くのか分かった上でアサインしてくれているのだと思います。

日産の情報システム部門でキャリアを積む魅力は?

費用対効果高く市場価値を上げられる

日産の情報システム部門でキャリアを積む魅力は、費用対効果高く市場価値を上げられる点にあると考えています。「費用対効果が高い」という表現をしたのは、今後ITなくして成り立つ業種は存在しなくなる中、日産は攻めのITに取り組んでおり、時代の潮流に先行した経験を積んでいけるからです。
また、大きな会社ではありますが、自分なりの色を出して、やりたいことに挑戦しやすいのも日産の魅力だと思います。私自身、「やりたいことができないなら他の会社に行く」「日産の仕事しかできない人財にはなりたくない」という考えを持っていますが、新しいことに挑戦できる今の環境に満足しながら働いています。自分の選択肢を狭めず、市場価値を高めたいという人にはとても良い環境だと思います。

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あなたのキャリアビジョンを教えてください

最速で昇格し、組織の方向性を舵取る人財になりたい

若手ながらデバイス管理領域でプロフェッショナルとしての経験を積めていると思いますが、今まで培ってきた専門領域は活かしながらも、将来的にはもっと広い領域に目を向け、日産の情報システム部門の方向性を決定できるようなポジションになりたいと考えています。「いつかなれたらいい」といった漠然とした考えではなく、最速か、それに準じるようなスピードでの昇格を目指しています。
日産という環境には魅力を感じていますが、今はひとつの会社に働き続ける時代でもなくなっています。常に次のキャリアを考えながら働く方が、個人として成長できますし、トータルでも会社や社会に大きな影響を与えられると考えています。