環境への情熱と多様な働き方が叶う場所で、
未来のものづくりに挑み続ける。

NAMEA.I
FUNCTIONR&D部門
DEPARTMENTパワートレイン・EV技術開発本部 パワートレイン・EV機構システム技術開発部
JOINED IN2014年入社
Chapter 01:入社の決め手

独自技術と多様な働き方
― 私が日産を選んだ理由

学生時代から地球温暖化などの環境問題に関心を持ち、何か自分にも貢献できることはないかと考え、自動車業界に就職しました。自動車会社の中でも、日産は“電気自動車”という独自路線を貫き、燃料電池車が注目される中でも新しい技術への挑戦を続けていました。また、欧州で主流だったディーゼルエンジンを国内乗用車にいち早く導入するなど、“他がやらぬことをやる”という精神に惹かれ、「この環境で物づくりに携わりたい」と強く感じたのです。

また、ライフステージの変化を見据え、仕事と家庭の両立についても真剣に考えるようになった時、男性従業員が多い自動車業界で不安もありましたが、日産は社内託児所の設置やダイバーシティ経営企業としての取り組みなど、キャリアを活かしながら安心して働ける環境が整っていることを知り、環境への貢献と多様な働き方を実現できる職場を求めて、日産への転職を決意しました。

Chapter 02:業務内容

幅広い知見と新しい発想に触れ
成長できる職場

これまで燃料部品やエンジン向けの圧力センサ・排気センサなどのエンジン部品を担当してきましたが、現在はエンジンやバッテリー用のセンサ部品に携わっています。センサ部品はサプライヤから購入するため、自ら形状や構造を決めるのではなく、センサの選定や搭載位置、制御方法を含めた最適な使い方を考えることが主な業務です。システムから求められる精度や機能に応じて、サプライヤのラインナップから最適なものを選定し、その過程で各社の計測原理や設計コンセプト、強みについて技術ディスカッションを行うことも多く、幅広い知見を得られる点が大きな魅力です。

また、家電など他業種と取引のあるサプライヤも多く、他業種ならではの発想や採用事例に触れることで、自動車メーカーでは思いつかない新しい視点を得られるのも面白い点です。特に電気自動車のバッテリーパック内では、被水や振動などエンジンとは異なる環境に対応する必要があり、従来の設計基準では解決できない課題も多く存在します。こうした新しい設計基準の策定や、チャレンジングな業務に取り組めることに日々やりがいを感じています。

Chapter 03:キャリアの成長

ダイバーシティが叶える柔軟な働き方と、
技術開発の醍醐味

日産で働いてみて実感する一番の魅力は、「ダイバーシティ」が職場にしっかり根付いていることです。子育てと仕事の両立が当たり前のようにできる環境が整っており、私の職場では「家庭優先」の風潮が強く、男性社員でも育休を取得したり、子どもの体調不良や学校行事で休みや早退をすることが自然に受け入れられています。こうした社風のおかげで、ワークライフバランスを保ちながら安心して働くことができています。

また、日産では部品設計だけでなく、基盤技術の開発や部品戦略、将来技術の研究などにも積極的に携わることができます。基盤技術は量産開発の課題解決をテーマに研究要素が強く、達成感も大きいです。部品戦略や将来技術の開発では、未来を見据えた先行開発に取り組むことができ、量産車に技術が採用された時はエンジニアとして大きな喜びを感じます。さらに、他社では外部からシステムを購入することが多いですが、日産では自社で制御開発を行い、それに合わせた部品を選定する独自の強みがあります。こうした技術開発の醍醐味を日々感じながら、充実した仕事に取り組んでいます。

Chapter 04:やりがい

未来へのビジョンが重なる瞬間
― 企業戦略と私の挑戦

地球温暖化による気候変動を目の当たりにし、“環境に良い車を作りたい”という思いは年々強くなっています。日産の長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」はまさに自分の思いと重なり、その実現に向けてゼロ・エミッション車である電気自動車の普及に貢献したいと考えています。しかし、普及にはインフラ整備だけでなく、走行距離や車両価格といった課題が立ちはだかります。走行距離を伸ばすには大容量バッテリーや高精度部品が必要となり、コストとの両立が難しいのが現状です。

また、バッテリー技術は歴史が浅く、エンジンのように洗練されていないため、各社が手探りで開発を続けています。これまでの経験とは異なるアプローチが求められる場面も多く、難易度は高いですが、その分新しいことに挑戦できる機会が多いのも日産の魅力です。日産では新技術にも前向きに取り組める環境が整っており、エンジンで培った技術を活かしながら、新たな挑戦を楽しみ、高品質な車づくりに貢献していきたいと考えています。

RECRUITING
INFORMATION

転職をお考えの技術系・事務系職種方へ日産では、職種を問わず一人ひとりが挑戦し、成長できる環境を整えています。
モビリティの未来を動かす変革の時代に、ともに新しい道を切り拓きましょう。