挑戦と成長の先に
― 技術と情熱、家族が支える未来への歩み.

NAMEK.M
FUNCTION生産・SCM部門
DEPARTMENTパワートレイン・EVコンポーネント生産技術開発本部 革新バッテリー生産技術開発部
JOINED IN2022年入社
Chapter 01:入社の決め手

クルマづくりへの憧れが、
日産での挑戦へ。

「もう一度挑戦するなら自動車メーカーで思い切り働きたい」。そんな思いが、私を日産への転職へと導きました。理由は大きく二つあります。ひとつは、より複雑で難易度の高い業務に関わることで自分を成長させたいという強い意欲。もうひとつは、クルマという製品そのものに惹かれるようになったことです。前職では材料メーカーで車載用光学デバイスやインバータ向け製品向けの開発を担当し、充実した日々を過ごしていましたが、完成車メーカーやTier1メーカーと協働する中で、厳しい目標を掲げて多くの仲間とともにクルマづくりに取り組む姿勢に、次第に憧れを抱くようになりました。

加えて、家庭を持ち自家用車を持つようになったことで、クルマというプライベート空間で生まれる家族の思い出の多さに気づき、「大切な思い出を生む空間づくりに、もっと近くで関わりたい」と感じるようになったのです。コロナ禍で在宅勤務が続き、改めて自分のキャリアや家族との時間を見つめ直す中、転職を決意しました。日産は、技術力の高さはもちろん、グローバルで多様性を大切にする企業文化があり、自分の成長のチャンスが広がっていると感じたことも大きな決め手でした。

Chapter 02:業務内容

次世代電池の開発現場で、
仲間とともに技術革新をリードする日々。

現在は、次世代電池として注目される全固体電池の試作業務を担当しています。複数の専用ドライルームを活用し、現場の仲間たちと連携しながら、昼夜を問わず試作に取り組む日々です。今年度からは課長代理として、試作業務全体のマネジメントも任されるようになりました。具体的には、材料の受け入れから電池の試作、出荷までの一連の工程が円滑に進むように、工程担当者の課題解決をサポートしたり、他部署と品質や出荷計画の調整を行っています。

設計開発部門とも密に連携し、ときには目標値の設定や課題解決の優先順位、結果の解釈をめぐって意見が分かれることもありますが、そうした時こそ地道な協議を重ね、双方が納得できる落としどころを見つけていく。そのプロセスにこそやりがいを感じています。こうした連携を通じて得た知見は、横浜工場の大規模パイロットラインの技術課題解決にも生かされています。

Chapter 03:キャリアの成長

仕事も家族もつながる
― 日産ならではの充実した環境とやりがい。

日産に入社して4年が経ちますが、今でもふとした瞬間に「この会社で働けて良かった」と実感することがあります。最先端の開発には数えきれないほどの課題がつきものですが、それに真正面から挑むためのリソースがあり、思い切り仕事に打ち込める環境が整っています。電池の専門家はもちろん、日産を支える各分野のエンジニアや、私と同じように中途入社した仲間たち、さらにはパートナー企業との連携も日々の充実感につながっています。

また、優れた研修プログラムや教育制度があり、専門的なスキルも汎用的なスキルも着実に磨くことができます。転職して実感したのは、家族がより身近に私の仕事を感じてくれるようになったこと。子どもたちが「今日は車のどこを作ってきたの?」と聞いてくれたり、新型セレナに乗り換えたとき、4歳の娘が前の車との別れを惜しんで涙を流す姿には、ものづくりが人の心に与える力を改めて感じました。工業製品でありながら、家族の記憶や感情と深く結びつくクルマづくりという仕事に携われることを、心から誇りに思っています。

Chapter 04:やりがい

グローバルな企業で、
広がる選択肢とさらなる成長を。

生産技術エンジニアとして、まだまだ学ぶべきことが多いと日々感じています。今後もしばらくはバッテリーという領域を通じて、より広い視点で課題解決に取り組み、より魅力的な製品づくりに貢献したいと考えています。また、グローバルに多様な人材が集まる日産で働くことで、キャリアの選択肢が大きく広がっていることも実感しています。バッテリーや生産技術以外の分野にも挑戦できる環境があり、同僚や上司と相談しながら、自分の可能性をさらに広げていきたいです。

最後に、キャリアプランと現実のギャップに悩むことは誰にでもあると思います。転職活動には多くのエネルギーが必要ですし、時には大きな葛藤も伴いますが、日産には多様なキャリアを歩んできた人材を受け入れる体制と、その力を最大限に発揮できるサポートがあります。グローバルな舞台で自分の可能性を試したい方には、ぜひ日産という選択肢をおすすめしたいです。

RECRUITING
INFORMATION

転職をお考えの技術系・事務系職種方へ日産では、職種を問わず一人ひとりが挑戦し、成長できる環境を整えています。
モビリティの未来を動かす変革の時代に、ともに新しい道を切り拓きましょう。