自動車を通してワクワクする体験を。
ビジョンにひかれて転職を決意。

新卒として採用活動をしていた時には大学院で専攻していた金融に携わる仕事がしたい、グローバルで働きたいという想いから外資系証券会社へ入社しました。前職では日々のトレーディング損益のレポーティング、損益分析、決算業務など幅広い業務を経験できました。仕事にはやりがいを感じていましたが、より実体のある商材を扱う事業会社で働き、目に見える形で社会に貢献したいと考えるようになりました。日産へ転職したのは、「自動車を通してお客様にワクワクする体験を提供し、人々の生活を豊かにする」という日産のビジョンに大きな魅力を感じたからです。日産の自動車は、国内はもちろんグローバルでも多くの方に利用されており、数多くの人々の生活を支えることにつながることが魅力でした。

また、働き方を変えたいと思っていたことも大きな理由です。前職では責任の大きな仕事を任せてもらっていましたが、その分残業も多かったため、第一子出産後にはワークライフバランスを取りながら働きたいと思っていました。そのため、ある程度裁量を持ってタイムマネジメントができる内部監査室に魅力を感じ、キャリアチェンジすることに決めました。

価値ある製品やサービスを、
お客様に直接届ける魅力。

現在所属している内部監査室では、日産のガバナンスと内部統制プロセスの有効性を評価し、改善する役割を担っています。私が担当しているのは、主に日本を含めたグローバルに存在する販売金融会社への業務監査の実施、改善計画のフォローアップ、金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制の評価・報告業務です。

前職の証券会社とは異なり、日産では自動車というプロダクトを、販売金融会社では自動車ローンというサービスを直接お客様へ提供しています。そのため、万が一、商品の欠陥やローン契約などに不備が発生してしまうと、お客様に大きな影響を及ぼしてしまいます。内部監査・内部統制という観点から、欠陥や不備が起こりにくいプロセスの構築に関与することによって、お客様に価値を提供し、生活をより良くするサポートができていると感じています。前職でもさまざまな部門の方と連携を取りながら、プロジェクトマネージャーとして社内のプロセス改善を担っていたので、培った業務経験が活かせていると思います。

ダイバーシティを尊重し、
誰もが挑戦できるカルチャーがある。

日産は想像していた以上にグローバルな環境であり、ダイバーシティが推進されていると入社後に感じました。年齢、性別、国籍や、子育て中かどうかなどにとらわれることなく、誰もが挑戦できる環境が日産にはあります。チームメンバーは直属の上司をはじめ、外国籍の方が多いです。前職でもさまざまな国籍の人と一緒に働いていたので、それぞれの文化やバックグラウンドを理解してコミュニケーションスタイルを変えたりするスキルが活かされていますね。

また、リモートワークやフレックスタイム勤務制度、家族をサポートする休暇など、各種制度が充実しており、ワークライフバランスを整えたいという希望とマッチしていたことも入社した理由です。子供の急病への対応や学校行事への参加など、子育てをしながらでも働くことができる環境が整っていると感じています。実際に子育てをしながら活躍している女性社員が多数おり、私自身も転職後に第二子を出産し、産休・育休も取得しました。社員同士も仕事と子育てとの両立にすごく理解がありますね。

希望するキャリアは、
自らの意志で掴み取れる。

日産には、自らの考えを提案して実行に移し、挑戦できるカルチャーがあることが魅力です。私自身もこれまで販売金融会社の内部監査・内部統制に従事してきましたが、経営層と直接関わりながら長期にわたって内部統制の改善に携わることができたのは、非常に貴重な経験でした。内部統制の課題発見から改善のフォローアップまで一連の業務を任され、遂行することは非常に難易度の高い仕事ですが、同時に大きなやりがいを感じています。

今後は、グローバル全体での内部統制の評価や報告業務に挑戦していきたいと考えています。非常にチャレンジングな役割ですが、積極的に挑戦していきたいと上司に伝え、後押ししてもらえました。キャリアに関する上司との面談も年に複数回設けられていて、短期・中期・長期のキャリアパスについて、気軽に相談しやすい環境もあります。自らやりたいことを掴みに行くアグレッシブな姿勢を持ち、どんどん意見を発信していける方であれば、希望するキャリアを掴み取っていけるのが日産の良さだと思います。