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社員インタビュー

星崎 安希奈Akina Hoshizaki

Regional Sales Office Metropolitan(M&S/AS)
Staff

2014年入社 | 外国語学部

※所属は取材当時のものです

入社2年目の
販売会社トレーニーでの経験が、
仕事に臨む姿勢の礎となったそうですね?

出向を経験するまでは、現場が何をやっているのか実態を分かっていないことが多く、現場の方との会話も壁を感じることが多々ありました。部署柄、カーライフアドバイザー(C/A)※の方と接する機会が多いのですが、ヒアリングしても深いところまで切り込めない、本質的なところにたどり着けず、とてももどかしい想いを抱えていたのを覚えています。販売会社トレーニーの経験によって、現場C/Aの業務範囲の広さと課題、机上の分析だけでは解明できないことを身をもって発見することができ、そしてまた、1台を売ることの重み、C/Aの方々が日々どんな想いを持ちながら仕事に取り組んでいるのかを知ることができました。
入社4年目からはグローバル部門へ異動し、かねてから希望していた海外駐在の機会を得ました。視点が「人財」から「中国マーケット全体」へと変わり、仕事の幅が大きく広がりました。私は日産の現地拠点の内部統制を図る機能を担いましたが、まだ若い会社なので整備することも多く、また社内のすべての部署と調整・連携しながら進めていく必要がありました。まさに0からのスタート。100人ほどの比較的小さな拠点だったため、メールや電話だけではなくデスクに足を運び、直接顔を見ながらコミュニケーションを重ねました。
思えば、販売会社トレーニーでの、”このお店のために、一緒に働く仲間のために”と本気で思いながら、自分ができることは何でもする、同じ目線・立場で喜びや苦悩も共有する、敬意と感謝の気持ちをもちながら謙虚な姿勢で教えてもらう、そんなふうにして関係を築いていった経験が活きていたのだと思います。一日に何度もフロアを往復し、一歩一歩進みながら仲間として関係を深める日々は、今でも鮮明に記憶に残っています。背景や目的、ゴールを自分の言葉で伝えながら関係者を巻き込む、周りの協力を得ながら前進していくことの大切さ、喜びを学びました。

※カーライフアドバイザー(C/A):お客さまに快適なカーライフを提供する、ディーラーの営業職

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現在は、幅広い領域の仕事を
しているそうですね?

首都圏リージョナル・セールス・オフィスは、メーカーとして最も販売現場に近い立場ですが、その中で私の所属するチームは、中長期的な視点で販売会社の経営をサポートしています。例えば、PL分析や、セグメント視点やネットワーク視点でのマーケット分析など、様々な観点で分析し、関係者と議論を重ねながら販売会社ごとの課題を洗い出します。そして抽出された課題の根本要因を探り、それに対する処方箋の検討、販売会社と共有・議論をしながら、メーカーと販売会社が一緒になり課題解決に向けて各方策を検討・実行していく。営業系の仕事に思われがちですが、コンサルに近いこともしています。
そして、チームのもう一つの大きな取り組みが、ブルースイッチ活動(日本電動化アクション)の推進です。
千葉県内の各自治体と連携協定を結び、地域イベントでリーフとパワームーバーの給電デモを行い市民の皆さんにEV(電気自動車)普及に向けたPR活動を行なっています。さらに地元ラジオへの出演や新聞取材を通して、日産のEVの魅力や、EVを活用した防災対策やまちづくりなどをPRしています。1から学びなおすことも多く、様々な関係者と直にコミュニケーションを取りながら取り組んでいます。

社員インタビュー
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取り組む上で大切にしていることを
教えてください。

販売現場はスピード感が命、必要な情報を必要なタイミングで提供することが大切なため、私自身もスピーディーに、販売会社への対応は優先度を上げて取り組むようにしています。もちろん、最初の頃はデータの提供依頼を受けても、それがどんなデータで何を指しているのかすら分からない状態でした。関係部署に一つひとつ意味を聞き、販売会社からの質問はすべて自分で理解した上でアウトプットするようにしていました。
ようやく手応えを感じられたのは、半年ほど経った頃。販売会社別の課題分析を自分なりの考察を交えながらまとめられるようになり、3社目で上司から「一気に成長したね」と言っていただけました。もともと数字に長けていたわけではなく、これまでのキャリアで地道に一つひとつ積み重ねてきた結果です。今では自身の知見を生かすことで現場の役に立てることが、一番のモチベーションになっています。車は「つくる人」だけではユーザーのもとに届きません。リレーの最後の要であるC/Aの方たちのために、自分ができることは全力で取り組み、力になりたいと思っています。

社員インタビュー

今後の目標を教えてください。

すでに取り組み始めてはいますが、マーケティング領域を広げたいと思っています。これまでは中期的な課題解決サポートに携わってきたため、短期的なエリアマーケティングの領域でも経験を積むことで、より広い知見を持って販売会社にアプローチすることができるようになりたいです。
これまで、中国市場における販売促進に向けた現地サポート、役員会議のアレンジや中国政府関係者の受け入れ、日産初のモンゴルとの販売店契約の締結、また海外出張や現地駐在など、様々な経験を積んできましたが、今、あらためてメーカーという立場から日本の販売現場をサポートする仕事をしたいという思いが強まっています。一人でも多くのユーザーに日産車を選んでいただけるよう、これからもっともっと力をつけ、販売会社と一緒に取り組んでいきたいです。

MY FAVORITE TIME

朝活

毎朝5時半に起床し、メディテーションスキンケア朝活に参加。そのあと、バスキャンドルを炊きながらお風呂に入ったり、読書をしたり、自分時間を楽しんでいます。一日のスタートを気持ちよく切れると、Happyな気持ちでその日一日を過ごすことができますし、いろんなことが上手くいくような気がします。休日はヨガやピラティスなど、体を動かしてリフレッシュするようにしています。ハワイや沖縄など旅行先でも現地のレッスンを予約。朝ヨガでスタートさせる1日は最高です。

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