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社員インタビュー

国本 健Ken Kunimoto

Supply Chain Management Division
Logistics Planning Department
Parts Logistics Group

2013年入社 | 創造理工学研究科

※所属は取材当時のものです

現在の仕事内容を教えてください。

国際物流オフィス新車グループで、日本から海外に出荷する部品の”荷姿”をエンジニアの視点で最適化する仕事をしています。数多ある部品の特性を把握し、部品サプライヤーの生産から梱包、輸送、海外工場での生産まで一気通貫したモノの流れを理解した上で取り組む必要があります。私の所属するチームは、新車立ち上げプロジェクトを担当しており、主に試作イベントから量産開始に至るまでのフィジカルフェーズにおける最良な荷姿を設計しています。仕事におけるステークホルダーが非常に多く、現地工場や資材・部品サプライヤー、購買や設計・開発部門など、多くの方との連携が必要です。その中で私が心掛けていることは、表面上の情報を鵜呑みにするのではなく、それをよくかみ砕き付加価値を付けて関係者に素早く展開すること。常に「より良い提案ができないか」と考えることでコスト削減や品質の向上につなげて会社の利益に貢献できるよう努めています。

社員インタビュー

入社2年目に経験した
ロシアへの出張が
大きな財産となったそうですね?

はい、ロシアに半年間出張し、構内物流担当として新車2モデルの立ち上げに向けた輸入倉庫設置支援に携わった経験は大きな財産となりました。まだ何もない更地のような状態の中で、現地の方と試行錯誤しながら一緒にシステムや設備導入をし最適な生産方法を考え作り上げていきました。日々現場で何が起きているか、事象解析、要因分析、対策検討、暫定/恒久対策を遂行するといった一気通貫のモノづくりの流れを体験できたことで、机上では得られない三現主義の大切な考え方が身についたと思います。入社2年目で部署経験も浅く、海外に行った機会もほとんど皆無だったため、右も左もわからない状態でしたが、一緒にプロジェクトに関わった上司の考えや技術をOJTで密に吸収でき、現場の第一線で働いているという責任を感じながらモチベーション高く過ごすことができました。

社員インタビュー
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コミュニケーションを
大切にされているそうですね?

ロシアでの現場サポート経験と、生産技術の仕事に異動し工場で勤務した経験を経て、現場でのコミュニケーションを大切にするようになりました。ロシアでは現場で起こっていることを肌身で感じることの大切さを学び、Face to Faceでコミュニケーションすることで、現場の協力が得られやすくなることを体感し、また生産技術の仕事では、クルマを作る圧造、車体、塗装、組立と流れていく全工程の情報を取りまとめて、全体最適を導くという立ち位置を経験し、各々の主張を可視化して公平な結果を提示することが大切だと実感しました。モノづくりを担う生産現場と密接に関わる仕事なので、コミュニケーションを通じて正確な情報を集約し、全体最適を図っていくことが大切だと感じています。

社員インタビュー

これからどんなことに
チャレンジしたいですか?

これまで培った国内外の生産工場と物流エンジニアとしての経験・スキルをさらに伸ばし、アライアンスを提携している会社と海外に新工場を設立するプロジェクトに携わりたいと考えています。これまでは新車立ち上げを数か月サポートするという経験しかないので、今度は主担当として、数年単位で海外の新工場の立ち上げに一気通貫で携わりたいという想いがあります。物流から生産技術にローテーションで行った経験は、多くの新しい発見がありましたし、視野の広がりを得ることができました。新しい経験は、キャリア形成する上で飛躍的な成長にもつながると考えています。苦難は多いと思いますが、未開の地でぜひチャレンジしたいと思っています。チャレンジするからには、世界的にモデル工場と呼ばれるような工場が希望です。そして最新技術や仕組みを導入する投資判断を下せるグローバルリーダーを目指して、貪欲に新しい経験を求めていきたいです。

MY FAVORITE TIME

マラソン

MY FAVORITE TIME

昔から体を動かすことが好きで、フルマラソンに過去3回出場しました。今後も機会を作って参加していきたいと思っています。

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