スペシャルコンテンツNISSAN NEXTを語ろう

Special Dialogue

これからの日産
その可能性と未来を語り合おう

Special Dialogue

「事業構造改革計画/NISSAN NEXT」の発表と時を同じくして、行動指針である“NISSAN WAY”が刷新され、目指す未来の実現のためにどうあるべきかが明文化されました。今回は、生産部門でHRビジネスパートナーを担う日下部さんと広報企画として日産の魅力を世界に発信する清水さんに、「これからの日産、その可能性と未来」を語り合ってもらいました。

Key Word

NISSAN WAY

NISSAN WAYは、ビジョンとミッションを実現していくために定められた、日産社員の行動指針です。2020年NISSAN NEXTを発表し、社会に対して日産のこれからを示すと同時に、NISSAN WAYも新しくなり、一人ひとりが実践すべき「心構え」と「行動」について、世界中のすべての社員が共有しました。

  • お客さまのことを常に考える。

  • 事実を示し、現実を直視する。

  • プロ意識を持って自発的に行動する。

  • 既成概念にとらわれない。

  • 人に誠実に、社会に誠実に。

  • 日下部 真由美

    日下部 真由美Mayumi Kusakabe

    Manufacturing and
    SCM Human Resource Department(人事)
    Senior Manager
    2005年入社 ※所属は取材当時のものです

    生産部門のHRビジネスパートナーとして、人財戦略の策定や実行、部門で働く全ての人がやりがいと成長を実感できるようなサポートを行う。その中で、将来のリーダー層育成、女性活躍支援といったタレントマネジメント領域のチームリーダーを務めている。

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  • 清水 淳

    清水 淳Jun Shimizu

    Global Communications Planning Department
    Senior Manager
    2002年入社 ※所属は取材当時のものです

    日産の広報の中で、会社のレピュテーションや商品の認知を向上させるための戦略立案、グローバルイベントの企画・実行を担当するグループで、シニアマネージャーとして日産の技術やグローバルモデルのPRに従事。イベントの開催に関わる業務にもあたっている。

    My Story movie

    Senior Manager

これからの日産を象徴する
“A to Z”をアナウンスする仕事に携わったのは、
ワクワクしましたね(清水)

NISSAN NEXTが発表されたことは、社員にとっても大きな出来事でした。今までの日産は、本当に前しか見てないというか、強気の事業展開でしたが、一度立ち止まって、自分たちをきちんと見つめ直し、今後どうあるべきか、その指標を改めて明文化したことには、大きな意味があると思いました。

そうですね。マーケットシェア、収益、台数、すべてを追いかけてがむしゃらにやっていくべきというこれまでの雰囲気とは違って、しっかと足元を見て、重点的に取り組む範囲の選択と集中を掲げて、競争力を持つ商品、技術、市場に経営資源を集中させるという意志が伝わってきました。何より、良い商品をつくるという決意を確認できたのは、広報としてはもちろん、僕自身が大のクルマ好きなので嬉しかったですね。

正直なところ、近年の日産の状況には悔しい想いをさせられる場面もありました。HRビジネスパートナーとして、生産部門の多くの社員と接する中で、皆さんの並々ならぬ努力を目の当たりにしてきたので、「これほど真剣に、情熱を持って一丸となって取り組んでいるのだから、報われてしかるべきだ」と思っています。ここから新たな日産として、どんどん商品をお届けできることは、社員にとっても大きなモチベーションになると私も感じます。
広報として情報を発信していく中でこれからの日産に対する自信や期待が高まった瞬間はありましたか?

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NISSAN NEXTを発表した際に、イベントの最後に放映した“A to Z”というティザー映像の業務に携わっていました。これだけ多くの新型車を発売前に一度に告知するというアプローチはとてもチャレンジングでしたし、シルエットで登場するクルマたちの映像を見て、素直にワクワクしました。こんな魅力的なクルマが次々に出てくるなら、これからの日産には期待できる、と心から思えた瞬間でした。

このチャレンジをしていこうという機運を一過性のものにしてはならないですよね。問題に直面した際の日産の団結力は誇らしい一方で、逆に言えば常時そのパワーを発揮していれば、もっといい会社になれるということでもあると思いますし。

常時パワーを発揮していくためにも、全社一丸となって取り組むことの重要性は増していきますよね。日産の強みである、様々なバックグラウンドを持つ人たちが、個を活かしてチャレンジしていくという部分はさらに伸ばしながらも、大きな方向に向けてチームをまとめるリーダーも必要だと思います。

そうですね。HRビジネスパートナーとして、人事業務というオペレーショナルな側面の仕事ではなく、タレントマネジメントの観点から、リーダーを育成していくという働きかけをしなければならないなと思っています。それが、これからの日産を考える上で、自分に課せられたミッションだと強く感じています。

広報では「アウトサイドインアプローチ」、つまり外からどう見られているのかを理解した上でコミュニケーションを考える、という意識付けを部門全体で取り組んでいるところです。自分たちが伝えたいことを主体的に発信していく姿勢とともに、トレンドや社会情勢、お客様の興味・関心は何か?を念頭に置いた客観的な視点を持つことも大事ですから。

“A to Z”はこちらから視聴いただけます

A to Z
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会社をもっと良くしたいと本気で考えている人財がたくさんいるので、
未来はとても明るいと思っています(日下部)

全員が会社の方向性を自分のモノとして捉え取り組む「ONE TEAM」の風土の醸成、そして行動指針である「NISSAN WAY」の見直しなど、人事部として組織や個人の変革に取り組むことが増えてきました。

100年に一度の変革期と言われる自動車産業においても、これまでと同じやり方では通用しないということは明白ですよね。

前の「NISSAN WAY」が策定されたときは、倒産の危機にあった日産をⅤ字回復していく上での決意や約束というような、内なる意志という側面が強かったですよね。新しい「NISSAN WAY」は、会社の方向性を全員が“自分ごと”として捉え、積極的に協働し合うことが、より求められていると思います。

”自分ごと”として捉えなければ、変革は起こせないですよね。広報の仕事で言えば、今後避けては通れない社会課題(環境、事故、交通弱者など)を解決できるソリューション(EVや自動運転)に、日産がしっかり取り組んでいることを発信していかなければならない。そのとき、世の中が求めていることと日産が発信することに温度差が生まれないように、いつでも「自分だったらどう感じるか」を考えながら仕事をしています。

社会やお客様が求めているものが急激に変化する中で、私たちはそれを先取りして変わっていかないといけないと強く感じています。社内の過去の常識にとらわれて変化を恐れていては、結果は火を見るより明らか。大切なのは、新しいNISSAN WAYのひとつである「THINK OUTSIDE THE BOX(既成概念にとらわれない)」の実践だと思います。小さなことから変化を起こしていけば、やがてやり方が変わり、習慣が変わり、文化や風土が変わっていくのではないでしょうか。

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NISSAN WAYを見るとどれも当たり前だと思うのですが、明文化されることで生まれる心構えは大切ですよね。「SHOW FACTS , FACE REALTY(事実を示し、現実を直視する)」は、広報の仕事においてはまさに意識しなければならないことですし。

確かに当たり前のことだけど、実はすべてを日々実践し続けるのは難しかったりしますよね。例えば「THINK OUTSIDE THE BOX」と聞いて自分にはそんなセンスはないと思う人がいるかもしれませんが、私はそうは思いません。センスがあるように見える人も、実は見えないところで、勉強したり人と会ったりしてインプットを欠かさないからこそ、視野の広いものの見方ができるのだと思います。努力をすれば、誰しもができるようになるはずだし、日産で働くには身に付けていかなくてはならないものだと、自分自身にも言い聞かせています。

「これは難しいよ」とただリジェクトするのではなくて、どうやったらできるのかを一緒にディスカッションすることも大事です。トップダウンで「やりなさい」と言われて仕事をするよりも、何倍も自分の力になる。まずは従業員ひとりひとりが新しいNISSAN WAYを実践することが、変革のための重要な一歩なんだと思います。

日産は変わっていかなければいけないという危機感は当然持っているものの、一方で未来はとても明るいなと思っています。多くの社員と接する中で、若手であっても優秀な方は多いですし、会社をもっと良くしたいと本気で考えている人財がたくさんいるなと。その人たちのチャレンジが、周囲の皆をチームとして巻き込んで、大きな流れを生んでいけると確信しています。私はHRビジネスパートナーとして、それが当たり前の状態になるように頑張っていきます。

日産は、環境問題や社会課題をしっかりと理解・把握した上で、持続可能なモビリティの開発を進めています。僕たち広報は、そんな「これからの日産」を世の中に発信していきます。でももうひとつ伝えたいのは、多くの人を楽しませる日産らしいクルマづくりのこと。 “A to Z”に携わって僕自身『アリア』が欲しくなったように(笑)、お客様をワクワクさせ続ける仕事をしたいですね。

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